世界初のトータル海図編集ツール
Chart Kingの概要
ENC(電子海図)と紙海図データの相互変換を実現
ENC(電子海図)およびER(電子補正図)の作成から、A0版の紙海図および補正図の作成・印刷まで、海図作成に必要な機能をすべて網羅しています。
海上保安庁も採用
海上保安庁が刊行している紙海図(一部を除く)および補正図は、Chart Kingを使用して作成されています。
信頼性の高いシステムで対応
地図情報システム(GIS)にはCADシステムとしてAutoCADを、クライアント・サーバシステムのデータベースにはOracleを使用しています。
Chart Kingの主な機能
電子海図の編集機能
国際水路機関(IHO)が定めるS57データを作成・出力できます。測量原図などのソースデータの取り込みや、ラスタデータを重ね合わせた手動トレースや半自動ベクタ変換が可能です。

紙海図の編集機能
- 海上保安庁が定める図式6011および世界標準のINT1のシンボルを使用して、紙海図を作成・印刷できます。また、各シンボルはイメージデータとして追加や削除が簡単に行えます。
- 電子海図で作成されたデータを取り込み、紙海図用データに自動変換します。
- 電子海図で修正したデータを元に、紙海図の修正をナビゲートします。
- 光プロッタから市販の紙海図と同等の印刷ができます。また、水路通報に添付するための補正図の作成・印刷も可能です。

データベース、ファイル管理機能
- 海図編集に必要なすべてのカタログデータをデータベースで集中管理します。
- データベースのメンテナンスは、画面上の簡単な操作で行えます。
- すべての地図データは、ファイルサーバで集中管理します。自動バックアップや、パスワードによるセキュリティ管理により、データの損失を防ぎます。

オプション機能
計画図の編集機能
- 電子海図用計画図は、交換セット単位で作成できます。また、電子海図要件表の作成・印刷が可能です。
- 紙海図用計画図は、紙海図単位で作成。参照する測量データや電子海図データなどを選択して画面表示や印刷ができます。紙海図要件表の作成・印刷も可能です。
データ管理機能
クライアント単位で図面データのチェックIN/OUTを管理すると共に、IN/OUT状態を視覚的に表示します。また、図面データを定期的に自動または手動でバックアップできます。